イエナオプティックの女性管理職登用拡大

執行経営役員会(EMC:Executive Management Committee)は、イエナオプティックの拡張経営組織で、グローバル経営管理職の女性の割合を30パーセントとすることを目標に掲げました。 これは社内の女性の昇進機会を促進するための一連の施策の一つとなっています。
さらに、EMCでは、国際的な出自を持つグローバル経営管理職の割合を、30パーセントとすることを目標に設定しました。 「国際性と多様性は、企業の成功要因であり、経営に根付かせなければなりません。」とイエナオプティック社長& CEOのステファン・トレーガーは言います。
フォトニクスへのより強い焦点化に加え、イエナオプティックの戦略は、より多くの革新と国際化を実現する企業文化の開発にも注力しています。
「この目標を達成するためにどのくらいの時間が必要となるかは、まだ明らかではありません。 測定評価は四半期ごとに行い、管理職の女性と国際的な出自を持つ同僚の割合は、今後重要な業績指標となるでしょう」とグローバル人事責任者のマリア・コラーは言っています。
この割合を達成するために、様々な手段が計画されています。 とりわけ、今後は女性および国際的な出自を持つ候補者を、積極採用の対象としていきます。
一年に一度、イエナオプティックは、ドイツでFKI(女性社会進出インデックス)による監査を受けています。 2019年の結果では、フレックスタイム、モバイルワーク、チャイルドケアのような制度条件は優れていると評価されました。ただし、具体的な目標値が欠けるとの指摘を受け、今回新たに目標値が導入されました。
イエナオプティックについて
イエナオプティックは世界的に事業を行う技術企業グループで、3つのフォトニクスに基づく事業部門、Light & Optics、Light & Production、Light & Safety、さらにVINCORIONブランドの下で、メカトロニクス・ビジネスを行っています。 光技術、システムおよびソリューションは、私たちのビジネスの基礎を形成しています。 私たちの重要なビジネス分野には、主として半導体装置産業、医療技術、自動車、機械エンジニアリング、交通、航空、セキュリティと防衛技術産業が含まれます。 JENOPTIK AG は、フランクフルト証券取引所に上場しており、JENOPTIK グループは、世界中で4,000人以上を雇用しています。