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イエナオプティックのセクション速度規制技術運用がドイツで開始

イエナオプティックは、ドイツの企業として初の平均速度規制システムについてのドイツ型式承認を受けています。 システムのフル運用が開始され、ニーダーザクセンで、18か月の試験プロジェクトがスタートしています。

ドイツがニーダーザクセンでセクション速度規制技術の運用を開始

ドイツの認証機関PTBの型式承認に続いて、平均速度規制システムの運用が、2018年12月19日時点でニーダーザクセン連邦州で開始されます。 短基幹のテスト段階に続き、2019年1月中旬から、最大18か月のパイロット期間が開始され、ドライバーによる速度違反に罰金が科されます。

ニーダーザクセン行政局が、この試験計画に出資しています。 イエナオプティックは、そのTraffiSection製品分野の測定システムで本プロジェクトをサポートします。 システムは、2015年にハノーヴァー南部の連邦高速道路6号線に設置され、GleidingenとLaatzenの地方自治体間で、約2.2キロメーターのハイウェー区間で、最高制限速度モニタリングを実施しています。 ドイツの認証機関PTBは詳細な検査に続き、2018年11月にTraffiSectionシステムに型式承認を発行しました。 続いて、ニーダーザクセンの測定および校正管轄当局がシステムの校正を行いました。

セクション速度規制システムは、車両が区間内に入るとすぐにスタートし、車両のナンバープレートを入口および出口ポイントの両方でカメラによって読みとります。 この区間上で、車両の平均速度が最大規制速度を超過した場合、TraffiSectionシステムは自動的に違反の起訴に必要なデータをすべて記録します。 さらに、このシステムは車両を詳細に分類することもできます。

イエナオプティック社長& CEOステファン・トレーガーの話: 「私たちのセクション速度規制システムの全国承認に続いて、ドイツの道路交通行政における新しい速度規制システムの開拓企業となることを非常に誇りに思っています。」 「PTBの承認によって、私たちの規制システムが測定精度およびデータ保護の点から最も高い基準を満たすことが確認されています。」 「プロジェクトに関わったすべてのイエナオプティック従業員およびニーダーザクセンのパートナーのたゆまぬ献身に感謝を申し上げます。」 「このシステムは、ドイツで交通安全をさらに推進し、速度規制の受容を進めることにも貢献することでしょう。」

イエナオプティックのセクション速度規制技術は、既に他の国々でも交通安全向上に寄与してきました。 このシステムは、オーストリアとスイスでも何年にもわたって正常に運用されています。 TraffiSection技術は、国の主なインフラ計画のうちの1つである、クウェートにある、世界で最長の海上橋梁の1つでの平均速度規制にも使用されます。

信頼できるレーザー技術、暗号化データ通信

セクション速度規制システムでは、イエナオプティックはレーザースキャナに基づいたTraffiSection技術を使用しています。 セクション速度規制システムは、測定システムおよびカメラを使用して、ハイウェー内の長距離区間に渡り、車両のナンバープレートを、入口および出口ポイントの両方で読みとります。 すべての車両は各制御ポイントで登録され、ナンバープレートで識別されます。 これらのデータは入口での登録の後で、測定中実際の車両の任意の詳細あるいは任意の個人データをいつでも特定できる手法を利用して、直ちに匿名かおよび暗号化されています。 車両は、後部から低解像度で走査されるため、車両中の人物を認識することはできません。

車両のハイウェーセクションでの平均速度が、最大許容速度を超過した場合、車両がハイウェーのセクションを出るときに、従来の高解像度写真でドライバーを認識し撮影します。 システムは、違反の起訴に使用されるナンバープレート、およびドライバーの写真などのデータを自動的に記録します。

さらに、最高制限速度を超過していない車両のデータはすべて、ハイウェー区間通過の間一時的に保存されるのみであり、ハイウェーの区間を通過した後は、完全に削除されます。 匿名化、暗号化および自動削除の使用により、個人データへのアクセスが行われるおそれはありません。

最先端技術による道路交通規制の利点

TraffiSection技術を使用する平均速度規制には、現代の交通モニタリングの面で大きな利点があります。 交通安全向上の目標を達成するために、最高制限速度を、より効果的でコスト効率に優れた方法でモニタリングすることができ、ハイウェーの長い区間で必要となるのは単一のシステムのみであり、ドライバーはハイウェーの長い区間で規定された最高制限速度を遵守します。 これはさらに交通フローに調和をもたらすことで、交通渋滞の発生も防ぎます。 レーザースキャナに基づいたイエナオプティック技術は、さらに法廷で使用される、交通違反ドライバー識別とドキュメントレコードを正確に取得できます。

この概念のモジュール構造により、TraffiSectionシステムは、建設現場のトンネルなどの静置、長期的なアプリケーションに適し、さらにドイツ国外では、モバイルの短期間利用も行われています。 イエナオプティックは、さらにインターセクションとターンオフのあるハイウェーの複雑な「多重セクション」にも、ソリューションを提供しています。

写真: ボリス・ピストリウス内務大臣(左からの2番目)が、州警察およびイエナオプティックプロジェクトマネージャー、ウベ・アーバン(右)のサポートを受け、ハノーヴァー南部B6でのセクション速度規制システムを起動しています。 写真: イエナオプティック

製品画像は、イエナオプティック画像データベース内の交通輸送ソリューション&TraffiSectionギャラリーからダウンロードできます。

イエナオプティックについて

イエナオプティックは、世界で事業を展開する光学技術グループとして、光学 & 生命科学、自動車・交通輸送モビリティ、防衛(ならびに防衛技術を応用した民生製品)の三つの部門で事業を積極的に推進しています。 光分野技術は、大多数の製品およびサービスがフォトニクス市場に提供され、私たちのビジネスのまさに基礎です。 重要なターゲット市場は主として半導体装置産業、医療技術、自動車および機械工学、交通、航空、セキュリティと防衛技術産業を含んでいます。 イエナオプティックは約4,000 名の従業員を擁しており、2017年の総売上は約7億4,800万ユーロでした。

交通輸送(モビリティ)セグメントの交通ソリューションでは、装置の構成部品、システム、サービスの開発、製造、流通を行い、世界中の道路交通安全の向上に貢献しています。 製品ポートフォリオには、スピード測定と信号無視モニタリングシステム、交通違反検出用の OEM (相手先商標製造) 製品とシステムなどの、道路交通の全ての面に関連する包括的なシステムが含まれます。 専門性は、道路の規定区間の平均スピードの測定(区間スピード制御)と自動的なナンバープレートの認識 (ANPR) にまで及んでいます。 イエナオプティックは、センサー技術をソフトウェア、データ管理に組み合わせた新モニタリングシステムをドイツ連邦高速道路のトラック用通行料金徴収システム向けに提供します。 サービス部門においては、交通安全プロセスチェーンの全ての面をカバーします。