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JenoptikのSLM-S液晶空間光変調器を使用した超短波レーザパルスの変調
Jenoptik SLM-S液晶光変調器で、空間位相および/またはビームの振幅の変調を最適化。

Jenoptik SLM-S液晶空間光変調器は可変位相/振幅マスクで、超短波のレーザパルスを調整する優れたツールです。一例として、4fアレンジメントあるいはCPAシステム(チャープパルス増幅)や連続波レーザ光調整にご活用いただけます。
Jenoptikは、位相または振幅変調のためのシングルマスクアレイ、および位相と振幅の同時変調のためのデュアルマスクアレイを備えた液晶空間光変調器を提示します。変調器は640あるいは320ストリップの解像度が利用可能です。ストリップの各々を、解像度12ビットで個別に制御することができます。これは、ストリップパターンを自由に構成できることを意味します。
液晶光変調器は、ネマチック液晶層(LC層)の光学的性質の電気制御の原理に基づきます。作動する光の波長範囲は430から1600ナノメーターまでです。お客様のご要望にあわせて、私たちは、様々なスペクトル域用ARコーティングの製造を行っています。
タイプの液晶ベースの光変調器は、接続とイーサネット接続で構成されます。これにより、モジュレータをコンピュータネットワークに簡単に接続、統合することが可能です。
SLMが持つ利点
- 効率性:位相と振幅の同時変調が可能に
- 強力:VIS および NIR スペクトル範囲
- 多用途性:シングルまたはデュアルマスクとご使用いただけます
- カスタム設計:お客様のアプリケーションにあわせたARコーティング
- 可変性:取り付け簡単なミラーつき反射構成向け
応用分野
- レーザおよび素材加工:高出力および極短パルスレーザーのパルス整形
- 化学:コヒーレント制御
- 分析:多次元顕微鏡検査および分光学
- レーザー技術:パルス圧縮
- 光学:VISおよびNIR範囲のレーザー光の調整を行う手軽なソリューション
- フォトニクス:超高速プロセスの研究および実装を進める際に、可変位相/振幅マスクをfsレーザパルス整形に利用
製品プレビュー 液晶空間光変調器
液晶空間光変調器 用途例

高出力フェムト秒アプリケーション向け超高性能パルス整形Jenoptik SLM
Jenoptik-SLM が学術機関で高出力フェムト秒アプリケーション向け超高性能パルス整形の中心機器としてで使用されています。
イェーナのフリードリヒ=シラー大学のアッビセンターのフォトニクス研究者が、適応性のあるフェムト秒パルス整形の新しいセットアップを実証しました。このセットアップ機器の中心には、Jenoptik-SLMが使用されています。
これは、最適化された高性能機器内での Jenoptik-SLM の大きな可能性が全面的に明らかになった最初の例です。ピコ秒の時間ウィンドウで20fsグラディエントの非常に効率的な自己学習パルス整形が実証されました。これは、SLMのすべてのエリアが初めて使用された例であり、どの波長域でもビーム品質の減衰はありありませんでした。このアプローチを使用することで、60%をはるかに超えるシステム効率で多重ギガワット・ピーク電力パルスを生成できます。
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